意識の光をあててくれる

カタールのセッションを受けると、セッション前には気がつかなかった、肩こりや胃の痛みに気が付くようになるので、不思議です。

セッションを受ける前に、どれほど自分が、自分の身体の状態に対して無意識であったか、がよくわかるのです。

カタールのセッションで学んだことで、私がすごく感謝しているのは、
「意識的であるということがやさしさでもあるんだ」
ということです。

カタールが身体に触れるとき、指の一本一本に、とても意識的な、真剣さと注意深さ、丁寧さ、そして「相手の存在を尊重している」という感覚をうけます。

その感覚のおかげで、わたしはいつもすっかり明渡して、リラックスすることができます。お医者さんがきらいな私も、カタールのセッションでは本当に安心することができるのです。


カタールのセッションを通して、私は、普段周囲の人やものに触れるとき、無意識で乱暴だったな、と気がつくことができました。
そしてそれは、自分自身の身体に対しても同じでした。

そこで、自分の身体をもっと意識的に、注意深く感じてみると、いたわってあげたいような、嬉しいような…、身体が自分の存在をみとめられて喜んでいるのを感じます。
カタールには、身体をいたわる秘訣を教えてもらったような、そんな気がします。

ボディーワークそのものもすばらしいのですが、セッションのたびに、このようなことに気が付かせてくれる、カタールの姿勢そのものに、私の身体と心は癒されるのではないかな、と感じています。


それともうひとつ、

リトリート中、アジズのもとで座禅を組み、足も腰も痛い中で、「明渡す、手放す」ということが難しく、よく理解できていない頃がありました。

そんなときに、ボディーワークをうけたのですが、深いリラクゼーションのなかで、
「あぁ、これが“明渡す”ってことか」
と体験的に理解できたのを、よく覚えています。

あるときは、あまりの気持ちよさにほとんど眠ってしまいそうになるのですが、ステートオブプレゼンスをキープしようとしていたので眠りにも落ちず、でもどんどん深いところへ落ちて
いって、不思議なところへたどり着いたのを覚えています。座禅するより、ずっと深い瞑想を体験できたようでした。

そういう意味では、私にとってカタールのセッションは、アジズとのワークで、自分だけではうまく実践できないことを手助けしてくれ、理解させてくれるものでもあります。


カタール、いつも、ありがとうございます。

これからも、どうぞ、よろしく。


瞑想が進み、理解が深まるにつれて、セッションで受け取る恩恵もどんどん変わっていく気がするので、これからも楽しみです。