透明に軽く明るく広がる意識

クリニックセッションを2セッション受けた。
午前中はりかさんのセッション。
「肩を中心とした肋骨、足のストロークも入った全身へのセッション」だった。
ボディーリーディングの時、クジラのタッチですごい打撲の右脚に意識が行
き、あらためて痛さを感じた。
横になって最初のストロークを受けたくらいに、ああ、これはもうセッションで、
トレーニングでのモデル役の時のように、その都度フィードバックをしなくても
よいのだ、何かがあって、(もしそれがヒーリングエナジーというものなら)
それが、そこにあって、それがやっているからまかせていようという安心感の
なかに入っていった。
せみの声、隣のおじさんの気配、台所にいる人、ただ意識にやってくるけど、
りかさんはいない感じだった。
クリニックセッションを受ける前は体調不良、旅行帰ってすぐ、そのたいろい
で、ぼやけた、分からない、はっきりしない、そんな感じだったのが、ベッドに
仰向けになって後半くらいに、自分の体が意識され、散漫だったのが戻って
きた感じだった。

終わってお風呂に入って何気なく痛い脚を伸ばすとすっと左右対称に脚が
そろって伸びていた。庭にでて、心地よさを感じていると、セッション後半で
は体に意識が戻ってきたような感じだったのが、こんどは、しっかりと在りな
がら、透明に軽く明るく 広がっているような意識になった。

おいしいお昼をご馳走になり、午後はいくこさんのセッション。
「肋骨のセッション」だった。
意識は空を覆っている虫や鳥の声と一緒にいて、体に心地よいストローク
が入っているのを見ている感じだった。
肋骨のあたりのストロークは、まるでビニル袋かなにかの泡がいっぱい浮か
んでいて、それを一つ一つ拭い去っているみたいだった。
首の前後あたりに手が来た時、理科の授業で地震波が伝わる様を見る
ように、波が前後にうねりながら足の方へと伝わっていった。
気持ちがよかった。
2セッション受けて、あまり言葉が無い。
すっきり軽くて、何か受けたというより、落ちて行った感じでそれを表現する
のも難しい。

セッションの数日後、寝ている時になにげなく肋骨の下あたりに手が行くと
肋骨とその下のギャップが大きく感じた。
ひっこんでいた胸がしっかりでてきたような、そんな感じだった。